ミラバンの燃費(2回目)

今回は、街中のちょい乗りばかりであったが、リッター約15km。なかなかのもんだ。フィットでも街中だけだと11km台なんで、さすがである。
やはり、排気量が小さいだけある。停車時間の長い街中でこそ小排気量のエンジンが生きるのだ。停車中はパワーとか関係ないから、排気量は小さければ小さいほど有利だからね。そのうち、多気筒エンジンでも停車中は燃料を供給する気筒数を減らすやつが出てくるかも*1。回転バランスが崩れて振動が大きくなったりしないようなメカが必要だろうけど。
クランク角を可変にする?そいつぁちょっと無理だろう。一番の大きな力を受けるところだから。やっぱり、カウンターシャフトぐらいしかないですか。うーん、なんか無駄っぽいなあ。フリクションロスといい、質量や体積の増加といい。
何本かシリンダ殺しても振動があまり大きくならないようなシリンダ配置があるかもね。フォルクスワーゲンなんかW型なんての作るようになったくらいだし。爆発は起こらなくてもピストンやコンロッド・クランク・バランシングウェイト等のマス自体は動いているんだから*2、はなっから気筒数の少ないエンジンとはまたちょっと違うしね。いよいよ星型エンジンの復活ですか?
燃料カットは簡単にできるけど、この振動対策、これがネックだよなあ。

*1:そういや昔、高速時は8気筒、低速時は4気筒というキャデラックがあったよな、たしか。でも、4気筒で2000cc超えてんじゃあ、話になんねぇや。

*2:ポンピングロスをなくすためのバルブを全開放にする制御は何とかなるんじゃないかと思う。