学区の運動会

出たのは綱引きと、ファミリー競争というのでのお祖父さん役。
綱引きは面白かったよ。1回戦目はなかなか勝負が決まらなくって、ものすごく長いあいだ引っぱり合いをして。おかげで、いまだに手のひらに感触が残っているし、腰にも少し影響がきている。1Hzぐらいの周期でかけ声に合わせて引くといいような気がした。
ファミリー競争のお祖父さん役は、自転車のホィール状のものを棒でころがしながら走るんだけど、これが偶然うまくいったんだよね。やりながらギャラリーの歓声が聞こえてきたよ。しかし、考えてみるに、ホィールはそれをころがす人間の走る速度(+手を前に出す速度のことも)が与えられるんだけど、走行抵抗が2本足で走る人間よりも小さいため、速度の落ち方が人間より小さい。人間はそれに追いつくために速度を維持しなければならない。追いついてホィールを押せばホィールはまた速度を取り戻す。しかし、ホィールは疲れを知らないが人間はだんだん疲れてくる。自然、ホィールだけが先にいってしまいそうになる・・・まあ、なんとも不条理なゲームだな。