ふつうにおいしい

http://booton.exblog.jp/4543096/のエントリに関して。
私とコトガラ。がなかなか更新されないので、自然、むかしのエントリを何度も見ることになる。それでまたまた考えた。
コメントでは、「まずくねえってことなんだろ?」と書いたが、それだと「わりとおいしい」と同じじゃないかと気づいた。でも、それは間違いらしい。じゃあ、今の子どもはいつもおいしいものばかり食べてるからおいしいのが普通なのだ。とも考えたが、それだと、単に「フツーじゃん」になってしまう。
てなわけで、と。
これはねえ、頭の言葉と体の言葉がくっついてるんだ、たぶん。「ふつう」というのは比較してるわけ。"いつものと比べてどうなんだろう?"って。それは頭の働き。で、「おいしい」というのは、おいしく感ずる、つまり口に合う、体が欲している、ということなんじゃないかな?
判断基準の異なる2つの評価の言葉を、修飾-被修飾という関係で合体させて使っているところに、そのわかりにくさがあるんじゃないか、と思うのであります。