Tちゃんの思い出

Tちゃんにはバンコク_カオサンのVS Guesthouseで会った。日に焼けた笑うと目がかわいい中山美穂をほそくしたような子だった。Tちゃんとは、

  • 夜、しりとりをした。元気のいい大阪の女の子とTちゃんと3人で。負けたやつがアイスクリームか串焼きかなんか食べ物を買ってくるという取り決めでやって、俺が負けて買いにいったんじゃないかと思う。
  • Tちゃんが近所の宝石店でピアスをあけたという話をしていた。で、俺もやってみたくなった。翌日Tちゃんと一緒に新世界というデパート(?)のその店へいきピアスをあけた。
  • タイスキを食べに行った。チャイナタウンのほうのテキサスという店だった。タイスキでテキサスという名前はないもんだ、と思うが、日本にも似たようなコンセプトのネーミングはあると思う。元気のいい大阪の女の子も一緒で、俺は両手に花。おまけにお店の女の子がつきっきりで給仕をしてくれてハーレム状態だった。うまいものも食って腹もふくれて、まるで極楽だった。そのあとディスコにいこうと探したが近くでは見つからなかった。
  • 初めて水上タクシーに乗って、ワット・アルンかなんかどっかのお寺を見にいった。ワット・アルンなら暁の寺とかいう別名があるみたいだが、夕焼けにシルエットがきれいだった。そのときも元気な大阪の女の子が一緒だったと思う。俺たちはいつも一緒に行動していたから。でも俺は彼女は眼中になく、Tちゃんと一緒だったことしか覚えていない。
  • たぶん2年後、偶然またバンコクの同じ宿でTちゃんに会った。そしてディスコにいった。こんどはパッポンのほうだった。俺は屋台で買ったバッタの揚げたのを喰いながら。このときは、彼女、お友達と一緒だったみたいだし、部屋もちがっていた(まえはドミトリ)ので、あまり一緒に行動できなかった。
  • 翌朝飛行機がはやい(中国の大理へ行くといっていた)ので、アラーム機能のついた腕時計を貸してあげた。ちゃんと忘れず返してもらったよ。

そんなことぐらいしかしていないのに、忘れられない。が、忘れそうなんで忘れてしまう前に書きとめておきたかった。べつに忘れたら忘れたでどうってことないとは思うんだけど。
いやいや、本当は忘れるために書いているのかもしれないな。
Tちゃんも今は俺みたいに結婚して子どもも何人かいるのだろうか。もし万一これを見ていたら、知らせてくださいね。記述内容に誤りがあったら、訂正しますので教えてください。