名古屋市が不燃ごみを焼却していた問題

そういえば、2003年か2002年、仕事で大江破砕工場へ行ったとき、係の人の説明にどうも納得がいかなかったことがある。なんか、せっかく俺たちがまめに分別しているのに意味ないじゃん、というような印象を受けたのだ。そこで、「質問はないですか」といわれて誰も質問しないので、俺が質問をした。どういう質問だったかも、どういう回答だったかも覚えていないが、回答を聞いてもいまいち腑に落ちなかった記憶がある。しかし、「じゃあ、そういうことで」という感じで、一行は次のポイントに移動し、俺もそれからそのことについて考えることはなかった。
いま考えてみると、たぶんあのとき係の人は、はじめの説明で、ちゃんと事実を説明してしまったんだと思う。そして、俺の質問に対する回答のほうは、たぶん苦しまぎれのものだったのだと思う。係の人は俺の質問を聞いて「あ、やばい」と思ったに違いない。
今回あかるみに出たことがらを考え合わせると、あのときの一件は実に納得のいくものである。
しかし、もう少し突っ込んでいたら、とんでもないスクープを手にしていたかもしれない。惜しいことをした。俺はいつも突っ込みがたりない、と自分では思う。