サウンドシステムの配置がえ

A氏がスピーカを必要としているようなので、TVのスピーカをはずし、オーディオ用のスピーカでTVの音声もまかなおうということにした。考えてみれば、だからと言ってサブウーファやCDチェンジャの位置までかえる必要はなかったのかもしれないが、もともとそういうビジョンがあったせいか、そうすることに何のためらいもなかった、と言うか、そうしなければならないと勘違いしたのだ。
重力・空間・配線と格闘すること2時間。いささか酔っていた俺はしこたま汗をかく。
今まではBOSEの1入力のパワーアンプを使っていたので、ミニプラグをCDチェンジャにさしたりウォークマン(カセットの)にさしたりMDウォークマンにさしたりしてソースを切り替えていた。そのためCDチェンジャの標準ジャックに[標準プラグ→ミニジャック]アダプタ(A氏からからの借りもの)を差し込んで使っていたが、CDチェンジャをTV台の中におさめたらそれが邪魔になってふたが閉まらない。そこで、4入力の(といってもそのうち1つはPHONOだから使えない)自作のLUX KITのアンプを使うことにした。
いやあ、あにはからんや、これがなかなか具合いい。BOSEのとちがってプリメインアンプなんで、BASSやTREBLEもBALANCEもある。今までより低音もパワーアップし、リスニングポジションの自由度も上がった。TVの音も迫力を増した。それに今までより聞き取りやすくなった。多分BGMは左右に広がりせりふは真ん中から聞こえるからだろう。
言ってみれば、勘違いの勝利である。