メルベンをどうするか

1989年式メルセデス・ベンツ190E。走行距離不明(127,227km以上)。ちょっとまえから調子が悪いと妻が言っていた。スーッと走ってきてフツーに停止するとエンジンがストールしそうになるという。それが、ついに昨夜、とまってしまったらしい。症状がいままでに経験したような感じだという。昨夜は簡単に再始動できたようだが、不安でもう乗れないと。
記録をあたってみると、一昨年の3月にフューエル・ポンプ本体を交換している。約57,000円。さらに去年の3月にフューエル・ポンプのリレーを交換している。約49,000円。そして今年、ちょっと月はずれたが、まあ同じく春ということで。まるで天体の運動のようじゃないか。距離計は壊れていて動いてないが、年間走行距離は多く見積もって3000km以下だろう。たった2年しかも走行距離6000km以下で10万円をこえる修理費は痛い。でまた、今回おなじくらいかかるとなると・・・
さすがにメルベン依存症の妻も、もうなおすのやめようか、と言い出した。ついにミラバンを手に入れるチャンス到来か?
しかし、しかしだ。4月1日を経過しているので自動車税も請求が来る。税額4000円のクルマに乗って43,400円も税金払うの馬鹿らしいし、このまえ2月に車検を通したばかりだし。廃車になれば自賠責は未経過分の払い戻しがあるが、重量税の払い戻しはないらしい。もっとも払い戻しは欲しいが、俺としてはだれか奇特な人が引き取ってくれることを望んでいる。まだ完全にいっちゃってるわけじゃないからね。
まだ生きているものを死にいたらしめるかも知れない。そのへんも小さいけれど悩みどころになっている。あと、ダイハツは新しい軽自動車用エンジンを開発してエッセにのせているが、これがロングストローク低回転高トルクで燃費もいい。エッセのマニュアルで26km/Lである。現行ミラバンのマニュアルは23.5km/Lである。作る側としてはベーシックなエンジンを2種類も作るのは面倒だから、いずれ新しいエンジンがミラにも搭載されるだろう。しかしせっかくエンジンを新しくするなら入れ物も新しくしたいに違いない。だから俺としてはそれが出てからのほうがいい。"現行モデルにあたる6代目が登場したのが02年12月のこと"(http://catalog.221616.com/DoorCar.do?method=doInit&carCD=0109031)ということならば、今年の秋ぐらいか。
いっそのことFit1台でいいということも考えたのだが、運転できる人間が2人いれば2台欲しいと思うこともあるだろうし(Ciccioを手放してからAlfaを買うまでの5〜6年1台でやってたんだけど、結局2台目買っちゃったわけだし)、あと5〜6年もしたら上の子がクルマに乗れる年齢になるし、どうせ買うことになるなら間をあけないほうがノンフリート等級(最高の20等級)の引継ぎができるしねえ、やっぱり買い替えにしといたほうがいいかな?って。
時間がたてばたつほど査定価格が下がるのが理屈だけど、どうせもともと値段がつかないような車だから、このまましばらく結論を出さず、迷うことを楽しんでみようかな。