雨水をためるしくみを作る

雨水捕獲装置

一昨年の夏から考えていた。庭にまく水が馬鹿にならない。事実、水道代も夏より涼しくなってからのほうが安かった。それなのに、天の恵みの雨水をそのまま下水に捨ててしまうなんて。なんてもったいない。なんて罰当たりなことだ。
しかし、一昨年は建物ができたばかりで、そこに穴をあけるなんてことは、それこそもったいなくてできなかった。じゃあ、去年はどうしたかというと、庭に水をまくのをやめたのだ。たぶんそのせいで芝生はかなりしょぼくなった。
今年の冬のあいだずっと考えていた。かなりやる気になっていたが、時期が来るのを待った。寒いときは外で作業をしたくないし、また雨水の必要性もないから。
どうしてきょう急にやろうと思いたったのかわからない。夢で見たのかもしれない。起きがけにベッドの中で思っていた。
しくみは簡単。のこで斜めに切りこみを入れたところに薄板を差し込み、そのすぐ上に穴を開けてホースをねじ込んだ。ホースのもう一方の端は、使わなくなっていた衣装ケースに穴をあけそこにねじ込んだ。それだけ。ちゃんとたまってくれるかどうか。樋があふれないか。それが心配です。