チーナの夢

チーナがまだあることがわかってとてもうれしかった。もう手放したと思っていたのに。いつも目にふれないところに置いてあったので忘れていただけだったのだ。久しぶりにチーナに乗ってドライブをした。後部座席からでは運転しにくいので、運転席に乗り移った。運転席には毛布が丸めてあって狭苦しかった。隣にはKasw氏がいた。
そんな夢を見た。チーナとは正確にはチッチョリーナ、チッチョとも言う。俺が9年間乗っていたAutobianchi A112 Eliteのことである。排気量965cc 出力48ps トルク8.3kg・m タイヤサイズ135-13 定員4名(本国では5名) 車重650kg(だったと思う)。実はチーナの夢をときどき見る。たしかに、思い出のそばには、いつもチーナがいた。