チンクェ・チェントに会いにいく

FIAT500

このまえ新聞で、フランスでの暴動の写真を見た。チンクェ・チェント(FIAT500)が焼かれていた。
きょうフェリーニの遺作「ボイス・オブ・ムーン」*1を見ていると、やはりチンクェ・チェントが目についた。
そうだ。そういえばずーっと・・・いつの頃からだろう、チッチョ(アウトビアンキA112)を手放してちょっとたった頃からか・・・欲しかったんだ。そうやって欲しいものをずーっと欲しい欲しいと思いつつ手に入れることなく一生を終えてしまうのか。決して手に入れられないほど高価な物でもないのに。
そう思って、WWWで検索すると、、、ありました。38万円。総額45万でいいという。車検も来年の6月までついてだ。それも、天白区植田一本松http://usedcar.autos.yahoo.co.jp/shop.html?clid=06JKM01&arid=M0511161000M204A09621。近い。写真を見ると、外観はいたってノーマルで好ましい。まだ子どもが帰ってくるには時間がある。俺はすぐに出かけた。
いってみると、ない。店から女性が出てきたのでたずねると、「ここにはない」と言う。詳しいことを聞こうとすると、「店長に聞いてみる」と言って電話をし、その電話を渡された。電話をしているうちに店長が到着。「いま四国から陸送してきた。が、今朝、契約がまとまってしまった」とのこと。無念。
しかし、これでよかったのかもしれない。もし手に入れられる状況であったなら、それが新たな苦悩の始まりとなっていたかもしれないのだ。
ちなみに、そこはフランス車を得意とする会社で、イタリア車をたまたま手に入れたけど相場もわからず、テキトーに値段をつけたとのこと。そのため問い合わせ殺到で、その値段なら物も見ずに即金で買うと言う客もいたらしい。ついでにアウトビアンキA112も仕入れたが、それもすでに売約済みとのこと。結構すきな奴いるもんだねぇ。
もひとつちなみに、そこはHerman Miller社の代理店でもあり、Shell Side Chair(エッフェル脚)のオリジナル(shell部がFRPのもの)が、39000円。参考までに現行品はhttp://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&req=PRODUCT&ett=31303630303330303020202020&parentpage=1069360&hier=20010719032914545987000000ででもどうぞ。