下の子がクルマにぶつかる

そもそも慣れない自転車に乗っていたのが原因の一。午前中もらったMTBをなおして乗れるようにしたので、それに上の子が乗ることになった。それで、下の子はいつも上の子が乗っていたママチャリに乗ることになったのだ。
それで下の子はいささかはしゃいでいた。あの下り坂もいつもよりスピードをだしていたようだ。それでも、ちゃんとまえを見て走っていれば、あんなことはさけられたかも知れない。何が気になったのか下を見たらしい。そして顔を上げたとき、いつもなら停まってないクルマが停まっていた。スピードが出ているので、気がついたときにはもう目の前である。ブレーキは自然、急ブレーキとなる。おまけにそこはゆるいけどすこしカーブしている。ロックした後輪は遠心力でふられ、そのまま横倒しになって滑っていった。
俺はまえを走っていたので、その瞬間は見ていない。しかし、聞こえた音はなにかにぶつかったような感じだった。てっきりクルマに突進したのかと思った。そうではなく、転倒したあと勢いでクルマの下にもぐり込んでいったみたいだ。そんなわけで、クルマについた傷も思ったよりちいさく、子どもの方もほとんど怪我らしい怪我はしていない。ただ、止まっているクルマにぶつかったのだから、非は完全にこちらにある。俺だったらなおさない(気にしない)ような傷だけど、相手がなおすとなれば賠償する責任がある。このまえもらった骨折の保険金は、それでチャラかも。