宇宙怪人 (少年探偵・江戸川乱歩)読了

やっと読み終えた。やっぱり子どものころ読んだやつだった。そりゃそうだろう、少年探偵団シリーズは全部読んだはずだからなあ。こどもだましとはいえ、まあまあおもしろい。大人になった今でもそれなりに楽しめた。
しかし長かった。これも物理的にではなく心理的に。ほぼ一晩おきに1章か2章ずつだからね。
ところで、そういえば2〜3日前、下の子に読んでいた「ピノッキオ」も読みおわったのだった。有名なお話だけど、こちらはたぶん今まで読んだことなくて、ちょっと新鮮だったね。そもそもあやつり人形が勝手に動いたりしゃべったりというところから荒唐無稽なんだけど、もの言うコオロギが出てきたり、カタツムリもキツネも猫もマグロもしゃべるのにロバはしゃべれなかったりと、設定がテキトーでおもしれぇの。なんつうか、酔っ払いのほら話みたいなもんだな。ガルガンチュワ物語〈第1之書〉 (ワイド版岩波文庫)のシリーズ*1を思い出しちまったぜ。相当な暇ができたら、また読もうかな?

*1:についてはhttp://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20040409にかなり詳しく書かれているので、参考にご一読願いたし