泰斗、またもや骨を折る

またもやといっても前回は保育園のたしか年長だったので、かれこれ5年ぶりである。しかし、世の中には一生骨を折らない人もいる(たぶんそのほうが多いだろう)ので、5年で2回は折りすぎだと思う(ひと夏で両腕折る子もおるそうだが)。しかも2回とも前腕。5年前は右腕だったが、今回は左腕。学校から電話をもらい医者にかけつけると、ちょうどレントゲン写真をとりおわったところで、まだ処置のまえ。手首から4〜5センチほどひじよりのところで異様に(しいていうならクランク状に)曲がっていた。こりゃ痛そうだ。顔面蒼白で脂汗びっしょり。写真を見ると2本とも(橈骨(とうこつ:親指側の骨、外側)と尺骨(しゃっこつ:小指側の骨、内側))折れており、特に橈骨は折れたところが2センチほど重なるようになっていた。それを元にもどすわけだ。午後2時半ごろのことで、看護士さんはいないので、俺がひじを引っぱりお医者さんが手を引っぱった。かなり強く引っぱらなければならなかったよ。このときが痛さの極致だっただろうな。
その後、ずいぶん痛みは楽になったようで、最後に、痛み止めはどうするか?ときかれ「いらない」と答えたが、それは失敗。家に帰ってからけっこう痛みだし、いま、カロナールを処方したところだ。まあ、子どもの痛み止めならカロナールでいいだろう。