畏れ慄いて

畏れ慄いて殺人者の健康法うーん、まあぼちぼち。たいしておもしろくはないがすらすらよめてすぐにおわった。邦題は聖書の一節あるいはキルケゴールの「おそれとおののき」と関係があるかもしれないと訳者あとがきにあったが、そのふくみを別にすれば(どうせ普通の日本人にはわからないだろうし)、おれはむしろ「おそれおおくもかしこくも」ぐらいにしておいたほうが作品の趣旨にそうのではないかとおもう。
つぎにかりるものがなくて、いきおいでおなじ著者の殺人者の健康法をかりてしまった。