徳川美術館にいく

まえに1回いったことがあった。小学生のときだったから、およそ35年ぶりである。あのときは、たしか、馬場君と渡辺君とはなしのたねにということではいったのだ。
こどもと3人でいったが(つまはしごと)、実はおれがいきたかったのだ。刀と太刀のちがい、鞘の材質などをしりたかったからだ。毎週土曜日は月がわりでテーマをきめてこどもむけの体験と解説があるのだ。今月のテーマは「太刀と刀」。体験は「刀の分解と組み立て」である。
柄の表皮がエイの皮(鮫革といわれているが)とはしらなかった。そしてそのパターンによって、ねうちがかなりちがってくるということも。そして小柄(こづか)と笄(こうがい)というあらたなパーツもしることとなった。そしてそれがとてもねうちがあるものだということも。
いや〜、たしかにうつくしい。とりこになるひとがいるのもうなずけるわ。
ところで、むかえの岡田歯科の看板がなくなってたけど、そりゃあ、おれがかよったときでも相当なおじいさんだったから、もういきてないだろうなあ。ちなみにそこはおれの高校のS先生(おしえてもらったことはたぶんない)の家でもあります。