卓球台を作り始める

前から卓球台はほしかった。古い家ではわりと大きな食卓(100×200ぐらい)を卓球台にしていた。しかし、大きすぎて仮住まいの県営住宅では無理だということでS家にあげてしまったのだ。そんなわけで食卓用に新たに買おうかとも考えていたが、アンティークのDrawLeafTable(http://www.rr.iij4u.or.jp/~atstique/drawleaf.html参照。ただし我が家のはこんなねじねじの脚ではない)を新築祝いにくれるとアンティークレストアラのA氏が言うので、お言葉に甘えて現在はそれを使っている。だが、それで卓球をするわけにもいかないし(幾分小さいし)、今ある材料の大きさから、国際規格よりやや幅の狭い136センチぐらいのしかできないが、なりゆきで作ることになってしまった。
けがきをするとき寸法の記憶違いで、寸足らずに木どりしてしまった。ミスをするとその後どうしたらいいかでずいぶん悩む。上記のようにそのミスった部品を生かして何か付け加えて対処するか、設計を変更してしまうか、別の材料で新しく部品を作り直すか。
第1の方法なら、支払ったコストを無駄にはならない。しかし今回の場合、その方法では強度的に不安がある。
第2の方法では、すでにできていた部品が無駄になる。すでにある部品を生かしつつ設計を変更する手もあるが、はじめに思いえがいていた形とちがってきたものをどうとらえるか、まあこれでよしと妥協するか、やっぱり元の形にこだわるか、それが問題だ。それに今回の場合は国際規格というのがある。
第3の方法では、前のコストは無駄になり新たなコストが必要になる。
結局、体の動きに任せることにして、体の選んだ方法は第1の方法であった。ところが、つぎたすための部品をけがくとき今度はものさしを読みちがえてまたもや5mm短くなってしまったのだ。ちょっと自己嫌悪。もうこんなにカンが鈍っているのか・・・
またもやしばらく悩み、やはり体の動きに任せると、体は第3の方法「別の部品で新しく部品を作り直す」を選んだのであった。まあ、これが一番順当な選択だよね。
そんなわけでまだ全体の4分の1ぐらいしかできませんでした。