運転免許の更新

今日を予定してた。しかし、運転免許試験場は建て替えられても、駐車場がまだ使えない。だからクルマで行けない。つまり2輪車で行かなければならない。
しかも、新型コロナウィルスの関係で更新業務を休んでいた期間があったらしく、再開後はその分混雑しているらしい。試験場のTwitterを参考にすると、どうも混むのは午前中で、午後のほうがすている。だから行くなら午後がいい。
ところが、空模様が怪しい。天気予報もサイトによりけりだが、昼すぎから雨が降る可能性がある。
なので今朝になって連休明けの23日に変更した。4連休の翌日に休みをとるやつは少ないだろう、ということで。もちろんその日にこだわるわけではない。どうせ更新期間は2ヶ月もあるし、心配のシの字もない日がいくらでもあるだろう。
しかし、昼を過ぎて1時ぐらいか。本を読んでいてふと気がつくと、午前中は曇っていたのに、日がさしている。だったらやっぱり今日がいい。健忘症ではないが健忘恐怖症というか、以前、更新をうっかり忘れて失効した経験があるので「アツナマ」(羹に懲りて膾を吹く)状態になっているのだ。
多かれ少なかれ待ち時間はあるだろうと考え、本を持っていって読もうと思っていたのに、またもや本を忘れてしまった。このまえ(

彩雲のはずだった - 主夫の生活のとき)と一緒だ。いったいどうなっているんだ。突発的に出発するからか。

というわけで、講習が始まるまでの間、中をチョロチョロ散歩して写真を撮った。

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建物はまるで空港のようにきれいになっていた

 

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駐車場はまだ整備が済んでおらずというかまだまだ造成中って感じ

まあ、受付の待ち時間もほぼ0で、雨にも降られず、よかったです。更新期間の初日に更新しちゃって、気が楽になりました。

彩雲のはずだった

妻を桜田中学に送っていき、俺は本でも読もうかと思っていたが、本を忘れたのであたりを散歩した。

サングラス越しではたしかに彩雲になっていたので、スマホのレンズ前にサングラスを重ねて撮影したが、彩雲になっているようには見えない。

『ノアの羅針盤』アン・タイラー(著)中野恵津子(訳)

★★★★★

ノアの羅針盤

ノアの羅針盤

 

 内容の説明を「カーリル」やAmazonで読んで、なんか読んだような気がしたので借りようか借りまいか迷ったが、{まあ、少し読んでみて読んだことを思い出したら読むのをやめればいいか}と考えとりあえず借りてみた。

まず主人公は60歳男性で元教師で、ああ俺と同じだ、と思った。引っ越したその晩に強盗に襲われ一時的な記憶喪失となり、その記憶をとりもどしたいというところからお話は始まる。その本を読んだ記憶をとりもどしたいということでその本を読み始めた、というところも同じような気がした。しかし同じところはそのへんだけでした。

まあ、あいかわらずのアン・タイラー節というか、日常のなんでもないような会話や所作がちょうどいいこまかさでダラダラではなくタラタラと描かれ、それが実に心地よい。火曜の午後に借りてきて木曜の午後には読み終わってしまった。

途中で{どうもこれは読んだことないな}と思い始めたが、考えてみれば、出版年を見れば、こりゃたしかに読んでないわ。2007年に『結婚のアマチュア』を読んで(

https://masatec.hatenablog.com/entry/20070123/p3

)そのあと、なんど新作は出てないかと確認しても出てないようなので、もう書いてないのかあるいは死んだのか(失礼)と思ってた。これを発見したとき、{おお、まだ書いてたんだ}と驚いたもんね。