『いつか読書する日』★★★★☆

いつか読書する日 [DVD]
大人の映画だな。若者にはわからないんじゃないかな。子どもや若者が主人公のお話は、大人にもわかる。経験があるからね。そして、なつかしかったり、そんでもって切なくなったりして、涙ちょちょぎれちゃうこともあるもんね。それはそれでいいもんだ。
でも、50をこえて、死へのカウントダウンがはじまった人たちのお話は、まだまだのぼり中の人にはわかんないんじゃないかなあ、ていうか、すくなくとも若いころのおれならわからなかったなぁ。
これも「忍ぶ恋」の映画だね。好きだねえ、こういうのが、日本人は(外国人はどうなのか知らんけど)。
それにしても、あそこはどこなん?なにしろすっごい坂。あれは生活しにくかろう。火事でもおきたらどうすんの?下の街では路面電車がとおっていたから広島?とも思ったが、広島はむかし社会科で扇状地の代表選手として習ったんで、あんなに坂が街に接近してないわなあ。
それにしても『いつか読書する日』っていうタイトルはどういう意味?たしか、すでに読書はしていたと思うし。


ちょっとしらべたら、ああ長崎か。なるほどね。


あ、「一日中読書するような日々」っていうことか。


いい映画だと思ったけど、感動はないので4つだな。