やっと借りれる

東図書館にある2つのCD。ひとつは八神純子の「Singles Collection」。もうひとつは由紀さおりの「全曲集2001」。前者は「みずいろの雨」、後者は「手紙」が目あて。どちらか一方が[在庫]なら、もう片方が[貸し出し中]で、2つとも[在庫]になることがなかった。それがやっと実現した。もう冬が終わって、ついでにマルキにいって芋きりを買う楽しみがなくなってしまった。
どちらも歌い方がねばねばで、どちらも歌がうまい。というか八神純子のほうは声がよく出ている。音ははずすところがちょくちょくある。でも、とりにくそうなところなんでしかたないとも思う。そして、やはり「みずいろの雨」は、特別にいい。知らなかったが、他にもいいのがあった。「思い出は美しすぎて」。「おお、ボサノバか」と聞いていると、ほとんどサンタナになってしまった。ギターもそれっぽくしてある。考えてみれば、「みずいろの雨」だってサンタナか。
勢い余って、iTunesで「雨の日のひとりごと」を買ってしまった。楽天のポイントがあったので楽天ダウンロードで買いたかったのだが、「CD書き込み不可」となっているのでやめた。
iTunesには「雨の日のひとりごと」が2つあった。アルバムバージョンとシングルバージョン。どこがどう違うのか、サンプルの位置(曲のどの部分を抽出してあるか)が異なるのでよくわからない。アルバム「思い出は美しすぎて」にはいっているほうが人気が高いので、そちらを買ったら、俺にとってのなじみのあるアレンジじゃなかった。おかげで、2バージョンとも買わねばならない羽目になってしまった。うん、シングルバージョンのほうが断然いい。アレンジはギターメインでボサノバボサノバしてるし、さびの部分はギンギンに歌い上げている。アルバムバージョンのほうはピアノメイン(ブラスやストリングスもあり)のアレンジで、さらりと歌い流してるね。何度も聞いていたら、こっちもなんだかよくなってきちゃったよ。
ちなみに、八神純子のお父さんとは、T君の結婚式でお会いしている。もひとつちなみに、俺の大学の卒論の指導教官は、若いとき八神純子の家庭教師をしていたそうである。