ラース・フォン・トリアーという監督

奇跡の海」というのを紹介していただいて、気になって調べてみた。あの「ドッグヴィル」の監督なんだ。そして、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の監督もその人だったのか。なるほどですわ。実験的なことがすきなんだ。
でも、見たあとの感想も同じような感じ。どちらもアマゾンのレビューなんか見ると、「見るのがつらくなるほど」みたいなことがたくさん書かれているが、俺にとってはどちらもありがちでそれほど特別なことには思われない。ああいう人もいるだろうしああいうこともあるだろう。泣けるようなものではない。そして、ここが重要なんだが、笑えるようなものでもない。だからといって「ひどい」というわけでもない。とにかくフツーという感じ。
ダンサー・イン・ザ・ダーク」については、ハンディカメラによるぶれの激しい画面で気持ち悪くなるという人もおおぜいいたようですが、ぶれが激しいということにすら気づいていませんでした。それさえもフツーに流れてしまったわけです。