家族でポーカーをやる

はじめはベットの制限なしだったので、1回目のディールでもうしたのこが素寒貧になってしまった。そこで、レイズは3枚までとする、ということにした。
そして、全員にチップを追加配給して、プレイ再開。だが、こんどはうえのこが素寒貧になる。チップとして、将棋のこまをつかっていたのだが、さきほどの追加配給で、それももうなくなっていたので、うえのこはしたのこから借金をすることになった。
それがまた、担保として電卓はあずかるは、自分がかったら利子が1まいつくは(中日ドラゴンズがかったら利息があがるという大垣共立銀行の預金の反対バージョンみたいなもんだが)、というあくどい契約。そこで、うえのこは、自分はプレイをしない専業のディーラーとなり、アンティは全部興行収入とする、という規則をつくった。以降、素寒貧になったものは専業のディーラーとなって収入をえることとなる。それを「バイト」と称す。
最後は、おれとうえのこのストップ高の大勝負だった。ふたりとも自信たっぷりでどんどんレイズする。それもそのはず、ハンドはふたりともストレート。そういうこともあるもんなんだなあ。