2006-09-05 「恐怖の存在(下)」*3 本 下巻に入って、俄然おもしろくなってきた。アクションの場面も描写が的確で、まるで目で見ているようだ。それに、 ドクターがはいってきた。あきれるほど若い男だった。若いくせに、髪が薄くなりかけている。(下 76ページ) なんて、特に3文めなどまったくどうでもいいようなところまで描写してあって、でもそれがビジュアルな効果とそこはかとないリアリティーをもたらしてんだよな。いやいや、実はこれがあとで何かにつながるのかもしれないが。