伊藤園お〜いお茶新俳句大賞

文部科学大臣奨励賞や大賞の句よりも優秀賞のにいいのがあった。
著作権法上の問題はよくわからんが(権利の所有者は伊藤園なのか、俳句の場合は1句でも全部なのか一部分なのか)、元サイトに誘導すればいいだろうということで、お気に入りを引用します。

居残りを終えて石蹴る夏の暮れ
サンダルの砂を流して終わる夏
冬蜜柑すじとりながらみなゆるす

上の2つは、もう悲しくて悲しくて最高です。夏の暮れとか、終わりかけの夏とか、それ自体が悲しいので、これはもう反則技に近いですが、涙ちょちょ切れそうです。
3つめは、それらとはちょっとおもむきがちがいますが、あきらめ感がいいです。
[夏]とか[冬]とか季節を表す言葉をそのまま使うのはあまり好きではないですが、そんなことはどうでもよくなってしまうくらいいいです。
ちなみに、1つめは中学生の2つめは高校生の3つめは24歳の人の作です。
詳しくはhttp://www.itoen.co.jpでどうぞ。