昼からぢゅう図書館

庭のつる性の植物をだいぶ引っこ抜いたので、その使いみちを模索するという意味もあって、[籠を編む]系の本に何冊か目を通す。が、どうも最後のところがわからない。最後のところとは縁の部分のことである。まあ、やってみるしかないだろうなあ。人に教えてもらってできてもすぐ忘れそうだし。やっぱり自分でああでもないこうでもないと工夫してやったことは忘れにくいと思う。
何冊も同じような本を見ると、書く人にもいろんなタイプがあることがわかる。絵がきれいでわかりやすい人。どうしてこうするのかをちゃんといってくれる人。これは、男の人である。俺にとってはうれしいタイプの説明である。作品は美しいのだが説明がわかりにくい人。これは、自分の仕事に高い誇りを持っているのだが、それは劣等感や蔑まれる恐れの裏返しであるような人だと思う。頑固な料理人は大概このタイプだと思う。