図書館から自転車を引いて歩く

上の子の話。行きの時点ですでに「どうしてこんなに振動がはげしいんだろう」と言っていた。「ねじでもはずれたか、帰ったら見てみんといかんな」と思っていた。そして、いつもと違い、上り坂で自転車から降り、押していた。
図書館に着き、「空気がない」と言う。俺のロードレーサーに取り付けてある空気入れはフレンチバルブ用なので、英式バルブのママチャリに空気入るかな?と思ったが、やるだけやってみよう、でもどうせ入れるなら帰り際にしようということで、とりあえず中に入る。
帰り際に試してみるとやはり無理。しかも、バルブのねじを緩めて確認すると、虫ゴムがなかったのであった。
ということで、帰りは歩き。そして、タイミング悪く、けっこう大粒の雨が降り出した。それほど寒くないのが幸いであった。
家に着き、道具箱に虫ゴムがないかと探したがない。そこで、前輪の虫ゴムを半分に切ってそれぞれを前後輪につける。前輪は空気が入ったが、後輪は入らない。手ごたえあり過ぎでしまいには空気入れのホースが口金からはずれてしまった。よく見ると虫ゴムで隠れるあの小さな穴がゴムの古くなったやつかなんかでつまっていた。それを取り除いてみたがまだだめ。タイヤをはずしてみると、チューブがちょうどバルブあたりで重畳していた。それを解消してふたたび空気を入れてみると、今度はスカスカで入らない。またもや虫ゴムがなくなっていた。
しかたなく近くの自転車矢へ虫ゴムを買いにいく。ついでだからと2つぶん、20円なり。
そしてふたたびトライ。しかし、やっぱりスカスカ。見るとバルブ付近のちょうどチューブが折り重なっていたあたりに大きな穴が。大きすぎてシューともいってないのであった。ま、結局、それを直して一件落着、というわけ。