交通事故

家のすぐ近くの踏み切り前で軽ワゴンの営業車とスクータの女性。家の中にいたら「キー」というスキール音が聞こえたので外を見ると軽ワゴンがとまっていてスクータと女の人が倒れていた。
「救急車を呼ぶべきか」と考えたが、軽ワゴンの運転者がケータイで電話をしていたのでやめとく。倒れている人がなかなか起きないので「毛布かなんかもって行くべきか」と考えたが、近くの床屋さんの人がタオルっぽいものをたくさん持ってきて体にかけていたのでやめとく。俺は結局なにもしなかった。
いつか事故が起きると思っていた。まえは線路沿いに家が建っていたのだが、そこを立ち退かせて道をつくった。線路沿いに道があれば、当然、踏み切りのすぐ前が交差点になる。すると踏み切りをわたってすぐ右折するやつ、線路沿いに来て右折して踏切をわたろうとするやつ、踏み切りに向かってまっすぐ来て踏切が開いているうちにわたろうとあせるやつ、線路沿いに来て踏切をわたらずそのまま踏み切りの前を通過したいやつが同じポイントを通るのでタイミングが合えば当然ぶつかる。慣れてないと自分以外のやつがどういう動きをするのかどころか、自分以外のやつがどこから来るのかどころか、自分以外のやつの存在すら想像できないので、タイミングが合えば当然ぶつかる。信号機で制御しなきゃ、こりゃ無理だわ。したがって今回の事故は道路をつくったやつや信号機をつくらなかったやつの責任も大いにあると思う。