マウス、いかれる

Macintoshでつかっている、KensingtonのMouse in a Box (TM)。ポインタの動きが「おかしい」と思っていると、ついにまったく動かなくなった。そうこうしているうちに、ポインタが消えてしまった。これはびっくり。消えるのは初めてだ。ところが、マウスをシェイクしたら復活。これを機にボールやローラを念入りに掃除する。さすがに動きがいい。今までこんなに念入りに掃除したことなかったから。
ところが、しばらくすると、またもやまったく動かなくなってしまった。もうやることがないので、コネクタをぬきさししたり、ADBポートをかえたり*1してみたけどだめ。もう一度さっきより激しくマウスをシェイクしてみるとほんの少しポインタがふるえる。その瞬間をとらえてマウスを動かすと、おお、ちゃんと動くではないか。
ところが、よろこびもつかのま、やっぱりだめだ、動かなくなってしまう。そこで、完全にばらして基盤を取り出してみる。それで、マウスの動きがどうやってコンピに伝わるのか、その仕組みの一端がわかった。ローラの軸には、スリットの入った円盤が取り付けられているんだね。それを挟み込むように(ディスクブレーキのように)発光部と受光部があって、その光(たぶん赤外線)のパルスをカウントしているのだった。
しかし、そんなことはポインタの動かないのには関係ないのであった。「振ると動くようになる」ということは、振ると動くようなところに問題があるはずだ。そう考えると、いちばん怪しいのは、ケーブルと基盤の接続部分である。たぶん答えはそれだろう。リード線を思いっきり(抜けない程度に)引っぱってやったら、どうにかこうにか動くようになった。「どうにかこうにか動く」というのは、それでもまだ止まるときがあるけど、そんなときは軽く振ってやるだけで、すぐまた動くようになる、という意味。

*1:キーボードに2つADBポートがあり、一方に本体へのケーブル、もう一方にマウスをつなぐようになっている