初詣

注連飾り

有松天満社。ここの石段はいい。踏みしろがちょうど二歩分で、かつ蹴上げが低いので、意識して歩幅調節をしたり大腿四頭筋を使ってひざを持ち上げたりしなくても、ひざを伸ばしたまま腿のつけ根から振り子のように脚部を振るだけで上っていける。俺の少ない経験では、生駒山宝山寺の石段もそうだ。それに比べて有松駅前の歩道橋はつらい。踏みしろが中途半端で相当意識して歩幅を調節しないと上れない。新しいくせに何たるざまだ。
注連飾りがいっぱい捨ててあったので、少しもらってきた。クリスマス用のリースをはずしたあと、常設の粘土製の顔をかけておいたが、もう少し季節感のあるものにしたかったのだ。このまえ寝ぼけた頭で、道端の雑草を刈り取ってそれで縄をなって書道半紙で紙垂を作って・・・と考えたのだが、覚めた頭で考えると、やっぱり面倒そうなので結局やめた。
そこで母親の作ったパッチワークの扇をかけておいたのだが、よく見ると馬がいた。どうやら午年ようのものらしい。そんなわけで、拾ってきた注連飾りを解体/再構成し、そのパッチワークと組み合わせて注連飾りもどきをつくった。