周防監督のインド待ち*1を返す

まだ途中だったが、期限がきたので返した。延長するまでもないと思った。
周防監督がインタビューをして相手が答える。それに対し、その場ではなく、本の中で突っ込みを入れている。「本当はそういうつもりできいたんじゃないんだけど」とか「さっきは反対のこと言ってたじゃない」とか。突っ込みを入れるならその場ですべきだし、その場でしないのなら本に書くべきではないだろう。録音したものを聞いて書きおこしているようなので、どうしてもそうなっちまうのかも知れないが、監督の映画は、「ファンシイダンス」も「シコふんじゃった」も「Shall We ダンス?」も面白かったのに、俺はちょっとイヤになっちゃったよ。だから、そういう本の書き方は戦術的にまちがいだな。あるいは、その場で突っ込めない性格に問題があるのか?でも通訳をとおしてのインタビューのようなので、その場で突っ込み入れにくいかもね。だけど、どうしても突っ込みを入れたくなっちまう性格が、もし映画を作るために必要な性格ならば、俺に映画は作れないわ。