ごはんの法則作者: 酒井順子出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2000/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る

これも5年ほど前の本。やはり「本のネタ帖」(書評スクラップ)にあったものだ。新聞を読まなくなってもうだいぶ(たぶん半年ぐらい)たつが、書評を読まなくなってからは、もっと(たぶん2年ぐらい)になる。書評を避けるようになったのは、書評スクラップがたまりすぎて、ぜんぜん消化が追いつかなくなったからだ。当分(ネタ切れになるまで)「本のネタ帖」を消化するための読書をしていくことになりそうだ。http://d.hatena.ne.jp/masatec/20050101#p2で、「これから読む本がないとき(つまり読みたい本がなかったり読みたい本はあるがそれが図書館にないとき)は、名前はよく聞くがまだ読んだことのない作家の本を読んでいこうと思っている。」と言ったのも、一応まだ生きています。
さて、著者はご存知負け犬の遠吠え*1の人。たしかに目のつけどころもおもしろいし、文章もうまいし、構成もいい。しかし、こりゃまた残らない本だろうな。まあ、エッセイというものがそういうものか?でもないか。もの食う人びと (角川文庫)*2も「食」にまつわるエッセイだったもんなあ。
今[はまぞう]で2003年8月に別の出版社(幻冬舎)から文庫版が出ているのを発見した*3負け犬の遠吠え(講談社)が2003年10月に出版されているせいかな?それより2ヶ月ほどはやい。実に巧妙だ。恐るべし、幻冬舎

*1:

負け犬の遠吠え

負け犬の遠吠え

*2:

もの食う人びと

もの食う人びと

*3:

ごはんの法則 (幻冬舎文庫)

ごはんの法則 (幻冬舎文庫)