芝刈り

けっこうまとまった量の雨が降り、わが家の庭の芝(やそれ以外のイネ科や、イネ科以外の植物)もかなり伸びていた。きょうの刈りとり量はいままでで一番おおかった。
あいかわらず頭のはげかけた中年男性のようなはえ方だ。なんか、こう、ビシッと、そうだな、あんちゃんの角刈りのようにならないか。
刈ったあとは施肥、というのがセオリーのようだが、前回の刈りとり後もたしか施肥したし、今回はちょっと見合わせてみようと思う。そもそも、http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/05/05/0522.htmlによると、芝は砂地がお好きなようだ。砂地では養分も少なかろう。もともとそういう養分の少ない土壌を好むのであれば、そんなに肥料なんてやらなくていいのではないか。が、そんな土壌で、どうやって蛋白質の原料たる窒素分をえているのだろうか。http://www.ige.tohoku.ac.jp/chiken/research/pdf/Sym8.pdfによるとイネ科の植物にも「窒素固定エンドファイト(diazotrophic endophytes)という一群の細菌が内生していることが分かりつつある」そうだ。自然状態ではそれであらかたまかなっているのかもしれない。しかし、そもそもわが家の庭は人工的なものだし、栄養の管理も人工的にしなければいけないのかも。自然にまかせれば自然にはえるようなものしかはえない、ということになるのだろう。