少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (27件) を見る

著者がよくみるなまえのひとなのでよんでみたが、まあ、おこさまむけだな。途中で返却だ。名詞だけの文(?)を普通の文で書かれた段落のケツに2つほどくっつける手法がとても不自然。たとえばこんなかんじ。夕立。夏みかん
それからこんなのもある。74ページから引用。

一体成型でつくったように粒のそろった〜

って、このひと、「一体成型」の意味をわかってないんじゃないかなあ。「粒のそろった」なら「一体」はいらないよ。「一体成型でつくったように」、ときたら、つづきは「つなぎめのない」だろう。こういうのがあると、なんかいやになっちゃうんだよね。