塩と砂糖を間違える

っていうのは、安っぽいドラマによくある料理べたな主婦のステレオタイプの表現だが、現実にはそんなことはありえないと思っていた。塩と砂糖では質感がちがう。まったく同じ容器を使うこともないだろう。だから間違い得ないと思っていた。ところがそれが起きたのだ。レシピを読み違えたのである。[そうか、こういうことか]とドラマでのそれに関する俺の認識を正したのであった。幸い本体とは別の容器で調合するときだったので、料理そのものにはまったく影響はない。しかも、塩を先に入れ砂糖を入れる前に気づいたので、その塩水は別の何かに使うためとってある。金額にすればたぶん数円のものだろうが、間違えた塩の値段;priceless、である。