腰痛治療の歴史

vさんのコメントに触発されて、俺も治療歴を。

1 整形外科に行く

レントゲン写真とられた。前後方向の写真を見せられ、第何腰椎か知らんが、あのへんの骨がひとつ少し斜めっていると説明された。なるほど、素人の俺でもよく見える。また、左右方向の写真で、脊柱前湾が大きいと言われた。これもよくわかった。
腹筋・背筋が弱ると、上体の重みにより、斜めっている骨がまっすぐになろうとして、あたりの神経を刺激する。そういう説明があったのか、それは自分で考えたことか、今となってはもうわからない。
腰になにやら注射をうたれ、腰痛体操のリーフレットをもらって終わり。しばらくはよかったが、またすぐに痛みだす。

2 電気鍼をうつ

親戚に「ええとこがある」と言われ、わざわざ尾張旭までいく。鍼をうって、さらにそこに電極をつなぎ、電流を流す。
やはり、しばらくはよかったが、やがてじわりじわりと痛みがもどってくる。

3 龍神

職場の上司が「横須賀にええとこがある」というので、同僚数名といく。横須賀といっても港のヨーコがいた横須賀ではなく、愛知県横須賀市
上司に描いてもらった地図どおりにいっても、治療院らしきものはなく、普通の民家しかない。行ったり来たりしてさがしたが、「やっぱりあそこしかない」ということになり、中に入ると普通のおっさんが「今畑から帰ってきたとこだ」というようなことを言っていた。
いきなり、「んじゃ、うつぶせになってそこの柱につかまって」と言われ、これでいいのかな?と不安なまま、とりあえず言われたとおりにする。おっさんの手には普通のタオルが。それをやおら足首に巻きつけ、「体の力抜いて」と言ったと思いきや、「えいっ!!!」という掛け声とともに、引っぱったんだけど、声のわりには引っぱられなかったぞ。
「んじゃ、そっちに龍神さんがあるんで、そこにいくらでもええで置いてって」と言われ、「え?もう終わり?」と思いつつ、そっちにいくと、たしかに龍神さんがあり、まえには三宝が。そして、その上には1000円札。「いくらでもええ」と言われたものの、その1000円札が気になって、俺たちも1000円ずつ奉納したのであった。帰りにクルマの中で、「あの1000円札は、ありゃサクラだぜ」という話になる。
翌日、「なんかいいよ」という人もいたが、「なんかあの声ににだまされたな」と怒っている人もいた。俺も全然きかなかったほうの一人だった。力の抜き方が足りんかったのかも、と反省した。

4 天狗堂

中村公園の近く(南側)。ノリダーにさそわれていく。中では狭いところにおおぜいの客が待っていた。何をされたのかよく覚えていない。そのくらい効果がなかった、ということか。

5 中島ほねつぎ

これは妻の紹介。妻は大学の先生に紹介されたらしい。緑区の鳴海中学の近くにある。広い診察室に患者は俺一人。ベッドに横になると、枕元にあるなんか大きな装置が体につながれ、「カチッ、カチッ」と音は聞こえるが、何をされているのか見えないのでわからない。まあ、見えていたとしてもわからないのかもしれないが。たぶん、体の何箇所かで何らかの物理量を測定し、そのバランスをとっていたんだと思う。
効果はまったく覚えていない。

6 有松カイロプラクティック

これは、このまえ書いた、自転車レースの前々日にかかったところ。体をもんだりさすったり、押したり引いたりひねったり、いろいろこねくりまわしてもらった。慢性症状のときではなく、発作時だったためか、効果は劇的だった。だが、俺より少しだけトシだと思われるその先生は、すでにこの世にいない。

まあこんなところかな。結局、スポーツクラブで腹筋や背筋をきたえるのが、いちばん効果的でした。