究極の形?

DCR141 - Drumcode Radio Live - Adam Beyer and Ida Engberg Live from Space Closing, Miami Part 2 by Adam Beyer on Mixcloud

Keith Jarrett のソロなんか聴いてて、ときどき思ってた。
ずーっと調子よく耳あたりのいいメロディがつづいてきて、それが一段落すると、しばらく同じフレーズをくりかえし、そののち今までとはちょっとちがった雰囲気のメロディーがはじまる。ああ、くりかえしながら次の手を考えていたんだな、って。くりかえしってなんか卑怯だな、って。だれか(自分ではできそうもないから)くりかえしのまったくない曲をつくってくれないかな、って。
それとは対極にあるのがリンク先の音楽。
音楽の本質はくりかえしにあるような気もするので、そういう意味では、これは音楽の究極の形かも。
物を机に置くときの音や、食器が触れ合う音など、生活の中で発生する音がリズムの中に組み込まれていくようで、とても気持ちがいい。
中からすっごい大きな音でドンドンと音がもれているクルマを《ドンドンカー》(Rie Irie氏命名?)と呼んでパカにしてたけど、あいつらこういうの聴いてたのか。