差圧換気口から異音が
例の映画(小津安二郎の『晩春』を見る - 主夫の生活)を見ていると、雨が激しくなり、雨音とはちがうなんかカラスが屋根の上を駆けまわるような音が聞こえた。わが家の屋根はガリバリウム鋼板葺なんでカラスがその上を歩くとバタバタ音がするのである。この雨なんで、カラスということはなかろう。注意して聞くと、ピアノと本棚のあいだの差圧換気口からだった。
カバーをはずすとあきらかにそこから聞こえてくるのがわかった。ついでに、フィルタが真っ黒だったので、洗ってつけなおした。
雨どいから雨水タンク(雨水貯水タンク*1の満水時における対応 - 主夫の生活の写真の側の)へ雨水を分岐するところで、枯れ落ちた葉っぱでも詰まって縦樋の上部のマスから水が溢れ出しているのかしらん?とか思って、雨の中傘をさして様子を見に出る。
念のため、分岐部の分岐用斜め板(樋から水があふれる - 主夫の生活の図参照)を抜いたり、ホースを抜いたりしてみたがそういう感じはなかった。いま思い出してみると、はじめ見たときから分岐部からは水が噴き出してなかった。ので、たぶんつまりはなかったんだと思う。
部屋にもどってからもしばらくはバラバタ聞こえていたが、そのうち聞こえなくなっていった。
たぶん、たまたま風向きで、壁のツタからしたたった雨のしずくかツタそのものが差圧吸気口のカバーに当たっていたんだと思う。
かなり本降りの中で、傘をさしてはいたものの、へんな姿勢で斜めになってゴニョゴニョやっていたので、こんどは革ジャンの下の方や袖がびしょ濡れになってしまった。