花火大会

今まででいちばんの花火大会は奈川村のそれだった。
なにしろ打ち上げるところと見るところが近い。発射台がほんの10数メートル先に見えるところまで近寄ることができたのだ。なので、半球形の花火のからがバシバシ降ってきて痛いくらい。ポカンと口なんぞあけて見てると、花火のカスが口の中に入りまくりである。
あれはちょっと運営のミスだったんじゃないかと思う。
あれが、何回目の開催かどうかわからないが、ひょっとして第1回だったのかもしれない。どこにラインを設定していいかわからなくて、客を近寄らせすぎちゃったんじゃないだろうか。「危険だ」ということであとから消防からきつい指導があったんじゃないだろうか。あくまで、おれの勝手な想像だが。
すくなくとも今年はやってないようだ(http://www.vill-nagawa.jp/)。ちなみに、1998年にはやっていたようだ(w•ú‘—“à—ex〈矢島〉のところ参照。開催年はURLより判断)。
俺たちが見たのは《野麦峠カップ》とかいうMTBのレースに出たときで、いま、写真で確認したら1999年だった。ということは、花火大会も第1回ではなかったということか。
いずれにせよ、あの花火を体験して以来、おれは普通の花火大会では満足できなくなってしまったのだ。中京競馬場の花火(今年は音が聞こえなかったのでやってないのかな、すくなくとも去年は競馬場が工事中でやってないと思うが、最近は新聞をとってないのでチラシが入らないからわからないのだ)も、まあまあ近い(家からも近い)けど、あれとはまるでくらべものにならない。
もうあんな花火はどこでも見れそうにない。