『クリスマス・ストーリーズ』大崎 善生 (著), 角田 光代 (著), 島本 理生 (著), 蓮見 圭一 (著), 奥田 英朗 (著), 盛田 隆二 (著) ★☆☆☆☆

クリスマス・ストーリーズ

クリスマス・ストーリーズ

図書館のサイトで[奥田英朗]で検索したら出てきたので、借りてみた。
奥田英朗は1つめの「セブンティーン」。笑えない。高校生の娘にはじめて「外泊する」と言われた母親の動揺をえがいたものだが、おもしろくない。
このまえ読んだ『野球の国』で、“いま書いてる短編小説は失敗作だ。自分が書いてておもしろくないんだから、読者が読んでおもしろいわけがない”みたいなことが書いてあった。これがそれじゃないか。『野球の国』が2003年3月、「セブンティーン」が初出:『野性時代』2004年12月号ということなので、それはないな。
2つめは角田光代の「クラスメート」。せっかくなので(ついでに)読んでみた。おもしろくない。“ちょっと言いすぎただろうか”とか“嫌味にきこえただろうか”とか、そんなこと考えるなよ。言いたいことは言う。以上。相手がどう思ったかなんか考える必要なし。時間とワーキングメモリの無駄だ。どころか悪影響すらある。あほか?だぜ。
3つめは大崎善生という人の「私が私であるための」だったかな?1ページぐらいで眠くなったので机につっぷして眠った。それっきり。
目ざめたあと、もうそれ以上読む気がしなくなったので返してきた。ので★は色がうすくしてあります。