うしろのカドのとんがり

ミライースのおもちゃをミラバンに改造していて感じたことがあった。ミライースとミラバンの決定的にちがうところ。もちろん5ドラと3ドアのちがいが最大のちがいかもしれないが、そんなあたりまえのところじゃなくで、でも決定的にちがう点。それは、うしろのバンパーの左右のカドの部分が角ばっているか丸まっているかというところ。
最近のトヨタによくある手法で、なめらかな曲面が好きなオレとしては、ちょっといただけないな、と思っていたのである。

   
左から、PriusVitz、Aqua、そしてRactisまでも。


ところが、今まで知らなかったよ。まるで「ミライースよ、おまえもか」状態。

でもこの[とんがり]、どうやら伊達や酔狂でやってんじゃなくて、空気の流れを整えて燃費を良くする働きがあるらしいんだね。たしかに、ボディ後端の上にはルーフスポイラー、下にはエアダムスカートつけたりするんだから、横もなんとかして当然だよな。なるほどコーダ・トロンカにはそういう意味があったのか。昔の人はえらいなあ。