『冬冬(トントン)の夏休み』★★★☆☆

冬冬(トントン)の夏休み [DVD]台湾の映画。
トントンは13歳?男の子。あんまりかわいい子ではない。妹のティエンティエンは5歳ぐらいかなあ。この子はかわいい。
お母さんが入院してるので、夏休み(たぶん中学に上がるまえの休み)にいなかの祖父母の家で生活するというお話。
この映画も背景音の大きな映画だった。背景音は、蝉の鳴き声が5割、鳥が1割、自動車の騒音が3.5割、0.5割が爆竹かな?とにかく蝉がうるさい。それはおれんちでもそうだから台湾の田舎ならなおさらだろう。
いろんなことが起きるんだが、それによって少年がひと回り大きくなるというところを前面に押してくるわけではない。そういう押し付けがましさのないところがいい。たんたんと描いているところがいい。
いろんなことが起きるんだが、それらがバラバラのように見えて、実はちゃんとつながっているところがいい。
なんか、いいとこばっかりだけど、なんかパンチがないんだよね。いまはパンチのほしい気分だから(ちょっと淡々映画がつづいてたせいか?)、気分によっては4つかも。