2本の光の線

2本の光の線

あさってからこっちのほうが開通する名古屋第二環状自動車道。その下。このまえまで地下に雨水をためる貯水槽をつくる工事をしていたが、いまは埋めもどされて、工事車両もきょうはいない。まだ舗装もされてないし、柵囲いもそのままなので、これで工事はすべておわり、ということはないだろう。
きれいに平らにされたその地面のうえに、光の線が2本あった。高速道路本体の何本かある桁と桁のすき間からもれてきた太陽の光。買い物の行きは2本だったが、帰りはもう1本になっていた。こういうふうになるのは、1日のうちにほんの数分のことかもしれない。