?昼間っから瞑想

というわけで、本を読むのを中断して、いつも寝るまえにやってる瞑想をやってしまった。瞑想というよりもヴィジョンクエスト簡易版といったところか。といっても、当然、荒野をさまよったりサボテンを喰ったりするわけではない。そもそも、もうベッドの中にいるのだ。だったら「寝るまえ」じゃなくて「眠るまえ」だな。
ベッドに横になり、本を読む。すると数分で眠くなり、本を置き、メガネをはずし、ライトを消し、目をつむる。しばらくすると、まぶたの裏になにかが見えてくる。具体的なもののこともあるし抽象的なもののこともある。このまえはやたらと青くて丸いものだった。それだだんだんと中心付近からピンク色へと変わっていった。まあ、たぶん、それはライトを消すときそれを見てしまって、それが残像となって、補色にちかい青色の丸いものになったんだと思う。で、光刺激による興奮がさめるにしたがって青色はうすらいでいき、こんどは青色の補色効果でピンク色になっていったのではないか。そんな程度のことだとは思うが、その視覚イメージがどう変化していくかがおもしろい。外部の刺激はもうほとんどないので、たいていは頭の中のなにかによって変化していく。変化すると変化したイメージがまた刺激となってさらなる変化をひきおこす。邪道かもしれないけど、見えたものを言葉になおすと言葉が刺激となってイメージが明確化することもある。でも、たいていは数分で眠りに落ちてしまう。
それを、昼間に、ソファに座ってやってみたんですが、ダメですわ。ほとんどなにも見えない。なんか十字形っぽいものが見えたんだけど、明確にならなかったしそれ以上の発展もなかった。まだまだ修行がたりません。