「空中ブランコ」奥田英朗(著)★★★★★

空中ブランコ

空中ブランコ

いやあ、面白かった。これは電車の中では読めないな。笑えない状況だとよけいに笑いたくなっちまうからな。声をあげて笑いながら読んだぜ。とくにはじめの3つ。4つ目はちボチボチだったけど、それでもじゅうぶんおもしろくて、5つ目は最後ちょっと泣きが入っとったな。
また、この人の借りちゃおう。
そういえば、ここに書き込むと検索エンジンで何日後にヒットするか/しないか? - 主夫の生活で「いま読んでる本(についてはまたのちほど、読み終わったときにでも)」とかいたが、これはその本じゃないよ。これは、このまえのかなり激しい雨の日に子どもに図書館へクルマでつれてってくれとたのまれて一緒に入ったとき暇にまかせて本棚ながめてたら見つけちゃって借りてきたもの。その「いま読んでる本」は、まだ途中です。
それにしても、あのへんなアニメとおんなじ。そりゃそうだけど、ということはつまり、あのアニメ、ようできたアニメだったんだなあ。伊良部先生の素っ頓狂な「いらっしゃーい」とか、マユミちゃんの雰囲気とか、バッチりだぜ。