「用もないのに」奥田英朗 ★★★☆☆

用もないのに

用もないのに

やはり小説ではない。ニューヨークへいった話、フジロックにいった話、讃岐にうどん巡礼にいった話、愛知万博にいった話など。まさに雑文という感じ。おもしろいがそれだけで、ひまつぶしにはちょうどいいが、それ以上のものではない。
つくづく自分によく似ていると思ってしまう。ただし、野球好きとジャズやロックにくわしいことをのぞいて。