夜、雨の中を歩く

子どもたちが夕飯を大量に食って、あしたの朝飯がたりなくなると見て、夜、雨の中をMaxValuまで、パンを買いにいく。
ぬれた道路に雨があたってピチピチはねるのがキラキラひかるのを見て、「ああ、こんなふうに、夜、雨の中を歩くのは、ずいぶん久しぶりだ」と思った。
足もとの水に光が反射するのを見ながら歩くのが好きだった。
いまは、時間にあまり制約されないので、雨が降っているときはあまり外に出ない。いつか、雨がやんだら、そのとき出かければいいのだ。いわんや、夜にをや。