科学館へ行く

妻が仕事の関係で科学館へ行く。「10分か20分だから」ということで、おれが乗せていって、適当なところで待っていて、乗せて帰ってくるという算段。
待っていたのは白川公園の東側の公園。そこも白川公園の一部なのかもしれない。
公園東の南北の道にクルマをとめて新聞を読む。新聞は7月からまた妻がとりはじめた。
人通りが結構ある。年配の人は一人か夫婦風が多い。若者はグループが多い(カップルもすこし)。どうしてこんなに人が通るのか、とくに、どうして若い人がこんなところを通るのだろう?と疑問に思う。しかもほとんどの人が歩道ではなく車道を歩いていた。それもちょっと不思議だった。
公園も人が多かった。ここで遊んでいるのはいったいどこに住んでいる人なのだろう?と思う。近所の人?そんなに近所に人が住んでいるとも思えないが。それともクルマできて?たしかに、おれの以外にもたくさんクルマはとめてあったが。でも、住んでるところの近くに気のきいた公園はないのだろうか?
たぶんケヤキの大きな木が並木になっていて午後の日差しを適度にさえぎってくれてそんなに暑くなかった。めちゃくちゃ幹の太いたぶんクスノキがあって、その下で何か拾い集めている若いお母さん風の人がいるので、「なにを拾っているのか」たずねつつ見てみると、はがれ落ちた樹皮だった。「バークですか?」と聞くと「そうそう」とこたえつつ〔そのとおり〕って感じで微笑みながらうなずいてくれた。