で富士急ハイランドへいく

masatec2009-08-12

台風が来ているのでどうしようか迷ったが、結局いくことに。まあ、予定を変更して、1日目は風穴とか氷穴とか青木ヶ原樹海あたりで観光をして(穴の中なら雨は関係あるまい)、河口湖畔でテント泊して、2日目に富士急ハイランドにいけばいいかということで。
ところが台風は予想より大幅に遅れて、夜あたりが最接近というではないか。心配を楽しみながら寝たのだが、雨どころか風も吹かずに朝となる。
まだ寝ぼけまなこでテント内の床(?というか地面)に座っていたとき、揺れを感じた。どうも地震のようだ。体感的には震度2から3かな?という感じ。が、朝飯をコンビニに買いにいく途中聞いたラジオからはものすごく緊迫した雰囲気がビシバシ。震源駿河湾。ところによっては震度6強とな。俺からしてみると静岡県山梨県も似たようなもんだが、ゆれ方がこうも違うのは、さすがに富士山という巨大質量のあっちとこっちだからか。
それよりも問題は東名高速が不通になっているということ。朝の時点ではたしか静岡ICから豊川ICまでだったと思う。それでは、われわれにとっちゃほぼ全線ということだ。帰りは中央道か?ということも想定しつつ富士急ハイランドへ。
こっちも、地震によるマシンの点検とか運転休止も想定したが、少なくとも俺たちが到着したときには、そんなことはまったく関係なくビュンビュン動いていた。
いちおうFUJIYAMA、どどんパ、ええじゃないか、の絶叫3兄弟ははじめに押さえといてと。
ちなみにFUJIYAMAは正統派のチャンピオンという感じ。
どどんパはとにかくスピード。たぶん空母の艦載機のように蒸気カタパルトで射出してると思う。初速はもちろん、そのあとのスピードも速い。
ええじゃないかは、いわゆるあしぶらぶら式で、座席ごと前後にぐるぐる回っちゃうやつ。こういうのは初めての感覚。まず後ろ向きに座った状態で上っていって、そのまま頭を下にまっ逆さまだもんね。
そんでもって、病院のお化け屋敷をやって、その他もろもろを少々やって、最後に7月18日に運行し始めたばっかりの鉄骨番長というのをやって終了。
お化け屋敷は、まあぼちぼち。妻はかなりきてました。メイクやおどかしかたなどうまくやってるなあとは思ったけど、女のお化けがいないのはなぜ?料金2倍にしてお客を半分にしたら儲けは同じでもっと怖くなるのに(俺は入らないと思うけど)。
鉄骨番長はもう夜だったので遊園地のライティングがきれいだった。でもすこし霧雨みたいのが降っていて寒かったわぁ。あの高空で、回るんじゃなくて普通のブランコみたいに動いたら、もっと怖いぞ。ていうか、怖すぎだろ、それ。
帰りは、富士急ハイランドの駐車場で午後8時のラジオニュースを聞いて、静岡ICから菊川ICが通行止めということだったので、まあ、そのくらいならその部分は1号を走ればなんとかなるだろうと東名でいくことにする。ところが、みんなおんなじことを考えるもんだから(考えてなくてもそうせざるをえまい)1号がひどい渋滞。それを回避するために生活道路のような道を走ったり旧東海道を走ったりそのあともナビまかせで走ったけど、最後はけっこう山道だったわあ。わりと短周期に上ったり下りたり、高いところの縁をグワーンと巻いたり、ちょっと愛知県や三重県岐阜県にはないような地形だったなあ。あれが牧の原台地か。それで、たしかに渋滞は回避できたけど、果たして時間が短縮できたかどうかは謎です。でも、やっぱり下道はいいですわ。地形が実感できて。高速だとどこでも似たようなもんだからね。
あ、それから、帰りの富士五湖道路の入り口ETCゲートで前の横浜ナンバーのクルマが止まっちゃって。大迷惑だよね。でもロスは5分ぐらいなもんか。でもって、そのあとが大変。霧がひどくて。富士急ハイランドの絶叫マシーンよりもなによりもおっかなかったよ。リアルな恐怖だからね。まあ、絶叫はしないけど。
家に着いたのは、なんと2時!6時間ですよ6時間。まさか、自分が地震の被害を(こうした形で、だけど)こうむるとは。