草と虫の日々

最近は、天気がよければ1日に1回は雑草とりと芋虫とりをやっている。梅雨入りしたと誰かがいっていたが、このところ、ずっと晴れつづきで、したがって、まいにち雑草と芋虫との(ついでに蚊との)たたかいである。

草とりは

1回1時間ぐらいやると思う。それを午前と午後の2回やることが多い。腰が痛くてたまらなくなるか、おしっこがしたくて我慢できなくなるまでやる。それでは体に悪いので(たぶん)、感じはじめたらもうやめることにした、あしたから。
はじめは、葉の幅が広くて(親指の太さぐらい)地面にぴったりとはりついて広がって裏が白くいやつが攻撃対象だった。
5月ごろから花穂がのび始め、綿毛のついた種子をつけるので、種子が散るとまずいと思って、花穂を芝刈り機でバシバシ切り取っていた。ところが花穂の成長がはやく、また、伏せて俺の攻撃を回避しやがるやつもかなりいるので、作戦を変更することにした。つまり根こそぎ作戦である。ここでK氏からいただいた草とり器(こての先が二股に分かれてるやつ)がとても役に立った。K氏ありがとう。
しばらくして、敵のことをもっと知りたくなり、いったいどういう名前の植物なのか調べてみた。どうやら、ウラジロチチコグサらしい(芝地の雑草の見分け方と防除 (2))。チチコグサというやつは多年生で種子でも匍匐茎でも繁殖するらしいので、それじゃなくてよかったと思った。
ところが、抜きすすんでいくと、おお、あるではないか、葉の幅の細いやつが。チチゴクサだ。量は多くないがたしかにある。そして、そこに書いてあったとおり、まわりの仲間と匍匐茎でつながっていやがる。ウラジロチチコグサに比して、葉も細く地上部はおやさしいが、地下に凶悪な帝国をきずいている。俺は、このとき始めて「インランド・エンパイア」(インランド・エンパイア ★★★★★ - 主夫の生活)の本当の意味を知っのだった。

さて、芋虫のほうだが、

これは1時間もかからない。30分ぐらいかそれ以下。そのくらいでねた切れになってしまう。でも、やはり1日2回ぐらいやる。この芋虫、ブドウしか食わない。結構グルメ?
去年もそうとう苦しめられたが(芋虫との戦い - 主夫の生活)、あれはちょっと遅きに失する、というやつだった、と思う。というのも、攻撃対象がみな1.5cm以上だったからだ。今年は、もっと小さくて、小さいのだと直径1mmもないくらいで、普通は長さ1cm未満。最近すこし去年なみのが出てきたという感じ。
去年は、自分でつぶすのがおっかなくて、クルマに轢いてもらうために道路にほうり投げていたのだが、今年は小さいので葉からとることもせず、そのまま指でつぶしている。うんと小さいやつはすりつぶすようにして。で、だんだんなれてきて、去年なみの大きいやつも指でつぶせるようになった。そういうやつは頭のほうからつぶしてやると、尻からプチューッといきおいよくはらわたがとび出して気色わるくも気持ちいい。
そんなわけで、今年は去年よりは収穫できるかも。去年はだめだったからなあ。